Database
Database Internalsの輪読会の第7回 chapter 6, B-Tree Variantsの発表予定です。 chapter 6は6つの論文を軸にB treeの応用(亜種)について書かれていますが、それぞれの論文を紹介するにはページ数が少なく、「こんなのもあるよー」程度になっています。その…
この記事はMySQL Casual Advent Calendar 2018 10日目の記事です。 皆さんMySQLの学習はどのようにされていますか? MySQLを含めたデータベースが落ちることはそのままサービスの停止につながることが多く、安定運用にはそれなりの知識と経験が必要だと思い…
リレーショナル・データベースにおけるリレーションとは何なのかについて調べ、リレーショナルモデルに基づいたデータベースを利用することのメリットは何なのかを考えてみた。 これから書く内容はブログ最後にまとめた参考文献の、リレーショナルモデルに関…
「データベース実践講義」をかいつまんで読んだ。 www.oreilly.co.jp 増永 良文著の「リレーショナルデータベース入門」を読んでいて、リレーショナルモデルの説明部分の比較を主な目的として読んだ。 あとで振り返ると思うので、箇条書きで特に良かった部分…
※ この記事はMySQL Casual Advent Calendar 2017の11日目の記事です。 A critique of ANSI SQL isolation levelsを読んで(読んだブログ)、MySQL(innodb)で分離レベルごとのanomaly(不整合)の発生について実験しました。使ったのはDockerで立てられる 8.0.3-r…
mytxという、トランザクション分離レベルの違いを調査したり、並列するトランザクションでどのようにロックがかけられているかを実験するためのツールを作りました。 mytxとは MySQLで分離レベルごとの挙動を実験しようとした時に、ウィンドウを複数開いて順…
Speedy Transactions in Multicore In-Memory Databases読んだ。 2013年にSOSPで発表された論文。 ↓論文リンク Speedy transactions in multicore in-memory databases 下手をするとただの論文の和訳になりかねないので、できるだけ要点に絞って書くようにす…
"A critique of ANSI SQL isolation levels"(http://dl.acm.org/citation.cfm?id=223785)を読んだ。 1995年にMSの人とJim GrayでANSI SQL-92を批判する論文で、いろいろなところで解説記事等を見かける。 もう20年以上の前の論文だけど、最近はてなのid:alpi…
[n] は論文中のreferの番号をそのまま使っています。 Abstract この論文では2013年から存在したVoltDB DBMSの設計上の決断について説明している。 特に"concurrency control"と高可用性について議論している。 Introduction VoltDBの目的は伝統的なRDBMS(MyS…
2008年のSIGMODに掲載された論文。 “The VoltDB Main Memory DBMS"でこの論文が「伝統的なDBMSアーキテクチャでは必要な処理(トランザクション処理など)は実質10%程度しか行われておらず、90%は他の処理によるオーバヘッド」としているとあり、タイトルも面…
第7回 PostgreSQLアンカンファレンス@東京(2016/5/28) : ATND に参加してきた。 アンカンファレンスというイベント自体初参加だったので、発表したい人たちでプログラムが出来ていく雰囲気を味わえて面白かった。 僕自身は以前のブログで書いた"Slony-Iを…
技評評論社出版、NTTソフトウェアの方々が著書の「(内部構造から学ぶ)PostgreSQL 設計・運用計画の鉄則」を読んだ。 PostgreSQLほとんど触ったことはなかったし、PostgreSQLの導入本を読むのは初めてだったのですが、DBMSの仕組み自体の説明がかなりしっか…
「漢のコンピュータ道」でも有名な奥野幹也さんが著者のDB本を読みました。 以前参加した勉強会での発表もそうでしたが、現場の泥臭い実装的な知識ではなく、リレーショナルモデルとはなにか、リレーショナルモデルに則った設計やSQLを実践していくとはどう…
データベースのお勉強は楽しいのだけれど、実際に何かしらのデータを例に実験をしてみたくなったので、早速やってみる!(=゚ω゚)ノ とは言っても大きめのデータなんて手元にないので、まずはデータ収集から始めます。 今回のタイトル「MySQLで実験」はデータや…
今年(2015)の5/15に初版が発売されたSQL実践入門(ミック著)を読んだ。 以前書いた ↓ <a href="http://tombo2.hatenablog.com/entry/2015/06/18/140519" data-mce-href="http://tombo2.hatenablog.com/entry/2015/06/18/140519">データベース[実践]入門読んだ - tom__bo’s blog</a>tombo2.hatenablog.com に引き続き、DB本を読んだエントリーです。 「SQL実践入門」はDBMSの基本的なアーキテクチャの説…
もう2週間以上前の事になってしまったが、松信 嘉範さんのデータベース[実践]入門を読んだ。 自分のブログ見返してみると、どうもプログラム書いてる人に見えないのである。 ちょっとは勉強してる内容とかも書かないと誤解されそうだ!と思い始めた((((;゚Д゚…